令和になってから大きな社会問題、芸能ニュースが世間を賑わせていて、決して明るい時代ではないことを匂わせているだけに日々辟易しています。
最近では吉本芸人の闇営業問題と会社側のブラック体質が糾弾されて、ニュースでもこの話題一色です。
宮迫さんの反社会勢力からの金銭受取問題に関しては、「正直これほど騒ぎ立てることか?」と疑問に思ってやや冷やかな目線で見ていた立場でしたが、宮迫さんと亮さんのあの涙ながらの会見を見てしまっては、「これはただ事ではないな」と感じざるを得ないですね。
窮地に追い込まれた宮迫さんと亮さんの吉本サイドへの告発は、ある意味「闇営業問題」を「社長のパワハラ問題」にすり替えた作戦勝ちでもあるので、そのずる賢さや狡猾さはややあざといですが、勇気を持って会社側を批判した二人の勇気と理路整然とした発言は素晴らしかったです。
岡本社長のあの会見を見た後では、やはり吉本興業という会社は芸人をファミリーでも何でもなくただの「コマ」として扱っていたんだなというのが実に伝わってきました。
闇営業に行かなければいけない事情、極めて少ないギャラと不平等な取り分、脅迫めいた威圧と自己保身の連続など、このような旧態依然の体質では吉本に限らず、新しい令和の時代では立ち行かないのだという事実を改めて実感し、我々も辟易すると同時に非常に身が引き締まる思いで決して他人事ではないのだ。
メンヘラ

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